トマトの壺-パート2 - ベランダ菜園を始めよう!








ミニトマト アイコの育て方、収穫、味

ミニトマト アイコの育て方、収穫、味




有名な品種アイコ


大変有名になって、発売以来、ベストセラーのようです。

なぜか、大変好評でうけがよいそうです。とくに家庭菜園といえばアイコというくらいに人気があり、実を買うことは少ないですが、というより、ほとんど売られていないのですが、 HC(ホームセンター)では苗がものすごくたくさん売られています。

おそらく一番人気なのですが、どうしても他の品種を売りたい事情もあってか、なかなか数が手にはいりません。他にもあるメーカーのトマト苗は品薄状態で、ほとんどいい品種は置いてないところが多いです。

ホームセンターは利益を出してこそのお店ですので、儲からないものはおきません。一切おかないというくらい排除して、中には目玉商品としておくかもしれませんが、ほとんどが、 仕入れの関係で安くてに入ったものが並ぶのではないでしょうか?想像ですが、単純に考えてそういうものだと思います。

よく、トマトには精神を落ち着かせる効果があるように感じます。

問題を起こす人にはトマトを食べさせろ!というのは冗談ですが、ほんとう、食べてほしいものです。

トマトが嫌いである人に無理やりトマトを食べさせる、嫌いなピーマンを食べろと言って切れているわがままなだけの親、そういう人は少し頭を冷やしたら いいのですが、トマトはおそらく自分から好んで食べる美味しいものです。

美味しくないトマトも有りますが、美味しいトマトはおいしいものです。とくにこのアイコならば美味しいと感じる人が多いのでしょう。

ただ、少し、喉がいがいがするという感じる人も居ますので、アレルギーや苦手な人は気をつけたほうがいいでしょう。

自分をコントロール出来ないほど酷い場合は病院へ行くべきですが、怒り狂う前にトマトでも食べて気がついてほしいものです。

まわりに迷惑をかけているかどうかなんて考える余裕さえ無いわけですから。それでも、行政通報などがあるとさすがに分かるようですが、どうやっても 抑えようがないようです。そういうことを少しでも考えてくれる人が多ければありがたいですが、、今の社会情勢、そんなこと期待できるはずもありません。

ただ、トマトを食べて我慢するのみでしょうか、、、

そうです。ストレス社会にはトマトです。

会社でもストレス、電車でもストレス、家に帰ってもストレス、家庭内でもストレス、寝る前にもスマホでストレス、、、、

24H、365D、フルタイムストレス社会の社会です。会社だけが社会じゃありません。トマトは現代人にとって必要不可欠の物質です。石油が枯れても トマトは必要だと思います。






アイコを育てている様子


ここ数年はいつも定番のこの苗が多いです。

しかし、癒されます。春のこの時期にトマトの匂いを嗅ぎながら苗を植えていくという作業は。

長い冬でうっとおしいストレスが溜まっていたのがようやく、開放されるかのようにトマトも成長していくのを楽しみにしています。

しかし、まだまだ、寒いので油断は禁物です。春のこの時期が一番危険な時期であるとも言えます。

上空にはシベリアから続く寒気が何度もやってきます。これを油断して、温かいと思って緩んでいると風邪をひいたり、体が凍えたりして不快な思いをします。

トマトも同じように今寒さに当ててしまうと、だめになって、それ以降の成長が悪くなることがあります。
これくらい乾燥しているくらいの温暖な気候が続けば成功です。

地面はカラカラです。

でも、これがいいのです。

これくらいになっても、トマトはピンピンとして、以前よりも成長しています。

つまり、根が伸びて地面に入り込んでいるのです。

こんなカラカラ地面でも、少し掘ると黒い湿った土が出てきます。

春は突風が多いのでこのように表面だけがカラカラになることが多いのです。
元気に成長しているトマトの頂点です。

葉がみっしりとしまり、新芽が色が鮮やかでこれから伸びていく感じがします。

そして、蕾もついています。

これは収穫が楽しみです。
アイコの花がたくさん咲いています。柄が長くて、そこに実がなるので、宇宙人の触手のようです。

見ていると大変不思議な形をしています。

普通のミニトマトはもっと、密接して整った花芽とガクをしています。
かなり長く柄が伸びています。これもアイコの特徴です。
初夏の陽気という感じで大変暖かい日が続きます。しかし、夜は結構冷えます。

そういう感じが一番いいようです。

最近はじめじめ高温多湿の梅雨は少なくなったので、あまり心配はいりません。

このまま育てば大豊作です。

一番の大敵は、いつ来るか分からないタイフーンの襲来だけです。いつでも来るようになってしまいました。強風がひどく、何回も来ます。

雨はほとんどが豪雨で、トマトにとっては辛い時代です。
ようやく成長しました。

すごい豪雨があって、天気がそのまま、曇、雨のまま、低温状態が続き、農作物に影響がでる低温注意報というものが出たりしていて、どうなるかと思いましたが、どうにか成長しているようです。

これは生産する場合には本当に不安定になるなと思います。ハウスがメインになるのも当然だと思います。
これで一番果です。本当はもっと早くできているはずなのですが、いまだ赤くなりません。

どうしても長引いた低温状態、春の冬明けの遅さなどが挙げられます。

この日も前日までは大雨でまともに日光にさらされていないのです。

おそらく、あまり甘くないトマトになるでしょう。

ただでさえ、微妙な味の一番果ですが、さらに微妙な味わいになることが予測されます。
かなり、不整形です。
 
 
こちらは丸まり系ですが、アイコです。

アイコの当初の商品写真はこれくらいの形をしていました。その後、みな大きくしようと、肥料を与え、枝を減らして、イタリアントマトのような大きさにしてしまいました。

1本立ちにして肥料をいっぱいあたえていれば、否応なく大きくなります。

根が強健で、成長はげしい品種ですので、そういうことになります。
結構巨大な大きさになっているアイコです。

数は少なめです。形はやはり、不安定です。

でも、食べるにはいいですが、少し固そうです。

ドライトマトにするのがいい感じの大きさです。
これなどは、夏場暑い時期のトマトで、上部や一部が緑が残っています。

これは、高温すぎるためでしょう。見た目は色も形もイタリアントマトです。

味も美味しく、ソースでも生でも、ドライでも、、トマトはアイコが優秀です。

ドライトマトは本場でもミニサイズのトマトを使うのです。
 
オレンジぎみですが、アイコです。
ヘタが上に反っています。

これはヘタが長いのです。

ただ、縦の長さに比べるとちょうどいい長さです。

縦長のトマトではこのように長めのヘタになっています。

普通のミニトマトのヘタはここまで長くはありません。
形は不揃いです。色はこれから赤く追熟できます。

意外と屋外で見ると赤くても、室内に持ってくると赤くないことがあります。

これは太陽光が赤い成分を強く持っていて、蛍光灯はあまり赤くないということも関係あります。

アイコは限界まで、相当長い日数、置いておいても腐ったりしませんので、粘れるだけ粘ってから収穫したほうが赤くなります。
 
これなんて、おかしい形です。
比べると分かります。

もう、真夏の乾燥期に入ると、ほとんどまともに育ちません。こういう形のおかしなアイコばかりがとれてしまいます。

皮も元々硬いのに、限界まで硬くなっていてかなり食べづらいです。
これは、適切な時期にちょうど大量に完熟アイコが収穫できた時です。

全然、色、形が違います。ここまで揃いがよくて、色が赤い完璧なアイコが簡単に取れるのが普通なのです。

条件さえ整っていれば、こういうのがいとも簡単に収穫できます。

では一体いつが適切な時期なのか?野ざらしの場合、梅雨が開ける前、つまり、本当はじめじめ曇り空というなんだかぱっとしない結果です。

梅雨が開けると途端に乾期に入ったかのようにちりちりと焼けていくように毎日少しづつ干からびていきます。それにともない、綺麗なトマトはできなくなっていきます。

もう、夏野菜の終わりを感じる哀愁ただよう時期でもあります。



アイコの味は?


昔のほうが美味しかったです。

品種が劣化したわけではありません。野ざらし栽培の家庭菜園では、いまいち、気候が寒くなる段階においては美味しいアイコはできないようで、硬くて、 甘くないアイコがたくさんできてしまいました。

本当に作り方が下手くそになったのかと思いましたが、初めて作った時のほうがよほど美味しかったのではないかと思います。

昔は、気温が高く、春からガンガン成長して、夏までに高温と乾燥で甘くなったトマトが完熟して、中味は柔らかくて美味しくなっていました。

アイコは相当完熟しないと柔らかくなりません。温度が上がらないと、中々熟しません。待っていたら、夏が終わりそうでしたので収穫していますが、自分も弱ったのか、 ソースにして食べていました。